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【SDR超入門】1,500円の激安ワンセグチューナーとメイクマンの資材で自作アンテナ作り!沖縄でエアバンド(航空無線)に挑戦

アイキャッチ PC・ガジェット
エアーバンドを聞きたい

何となくAIと雑談をしていた時のことです。

「今の地デジの電波ってPCで見られるの?」という、なんの脈絡もない適当な質問から話が始まりました。普段はテレビもほとんど見ないし、特に夕飯のあとの番組なんて全然見ないのですが、ふと気になったのがきっかけです。

AIに教えてもらったのは、「ゾックス USBワンセグチューナー シルバー (DS-DT308SV)」という商品。1,500円ほどで買える安いチューナーです。

しかし、実際の口コミやレビューを見ると「ほとんど映らない」「見ることもできない」と散々な批評ばかり……。

「なんだ、ダメか」と思っていると、AIがこんな提案をしてきたのです。

AI:「マイコーさん、沖縄にお住まいですよね? これはテレビチューナーとしてはイマイチですが、実は別の面白い使い道があるんです。」

私:「ん? 別の使い道ってなに?」

AI:エアーバンド(航空無線)の受信に使えますよ!」

聞いたことはあるけれど詳しくは知らない航空無線。「そんなの聴けるの?」と問いかけると、

AI:「聴けますよ!しかも沖縄は那覇空港・自衛隊那覇基地・普天間基地・嘉手納基地が集まっていて、世界的に見てもかなり特別なロケーションなんです。すごく面白いですよ!」

なんと!実はこのチューナー、内部のチップ(RTL2832U等)を利用して、パソコンの専用ソフト(SDR=ソフトウェアラジオ)で電波を処理することで、広帯域の無線を受信できる万能レシーバーに変身するのだそうです。

1,500円なら失敗しても痛くない!ということで、チューナーと1,500円ほどのエアバンド用簡易アンテナを早速注文してみました。

届いたけれど…部屋の中では聴こえない!?

数日後、商品が届いて早速PCにつないでみました。

……あれ? 何も聞こえない。

パソコンを抱えてベランダや外に出て、かろうじて少し聞こえるレベルです。地元のFMラジオは綺麗に拾えているので、PC側の設定やソフトは合っているはず。

AIに聞いてみると、「市販の付属小型アンテナでは感度に限界がある」とのこと。

「じゃあどうすればいいの?」と尋ねたところ、なんとアンテナを自作する方法があるという回答が!

調べてみると自作サイトや動画がたくさん出てきたので、これを参考にDIYしてみることにしました。

なぜアンテナを自作するの?(半波長ダイポールアンテナの計算)

AIと質問を繰り返してわかった技術的なポイントがこちらです。

電波には「周波数によって波の長さ(波長)が決まっている」という性質があります。 那覇空港や各基地周辺で使われているエアバンド(120MHz帯)の波の長さは、およそ2.5メートル。

アンテナはこの波の長さの半分(半波長=125cm)に設定すると、一番効率よく電波をキャッチできるそうです。

そのため、真ん中の同軸ケーブルから上下(左右)に片側62.5cmずつ金属棒を伸ばした「ダイポールアンテナ(合計125cm)」を作ればバッチリ聴こえるとのこと!

台風が近づく中、近所のホームセンター「メイクマン」へ急いで向かいました。

メイクマンで材料調達!

購入してきたのはこちらです。

  • アルミ棒(直径3mm、長さ1m)× 2本
  • 塩ビパイプ&キャップ(水道・配管用)
  • 同軸ケーブル・ギボシ端子

【写真1】【写真2】

(購入した塩ビ管とアルミ棒)

まずは全体がどんな感じになるかイメージするために、仮組みをしてみます。

エアーバンド3

【写真3】

(仮組みしてみたイメージ)

組み立て&加工!ギボシ端子を使った小技

ここから実際の加工に入ります。

アルミ棒と同軸ケーブルを接続するのですが、アルミはハンダが付きにくい性質があります。そこで一工夫!

  1. ギボシ端子の圧着部分(小さい方)をマイナスドライバーなどで少し広げる。
  2. 直径3mmのアルミ棒にぐっとねじ込む。
  3. 圧着ペンチでがっちりかしめる!

【写真4】

エアーバンド4

(ギボシ端子をマイナスドライバーで広げてアルミ棒に圧着)

これでアルミ棒とギボシがガッチリ固定できました。次に、同軸ケーブルの芯線・被覆線をそれぞれギボシ端子で接続します。

【写真5】

エアーバンド5

(同軸ケーブルとアルミ棒を接続)

ここまでは順調でした!

しかし、ここからの「塩ビ管の中に配線を通す作業」が困難を極めました……。

圧着部分があるため、まっすぐ伸ばすアルミ棒と同軸ケーブルを同時に塩ビ管の中へ押し込み、真ん中のT字部分から同軸ケーブルだけを下へ引っ張り出さなければなりません。

悪戦苦闘の末、なんとか通線に成功!あらかじめ3mmの穴を開けておいた塩ビキャップをかぶせます。

【写真6】

エアーバンド6

(塩ビ管の中に難重を通し、穴あけキャップを取り付け)

【写真7】

エアーバンド7

(全体の配線と組み立てが完了した様子!)

125cm(片側62.5cm)の自作ダイポールアンテナが見事に完成しました!

台風到来!FM沖縄で受信テスト

本当はすぐにエアバンドを聴きたかったのですが、その日はあいにく夜遅く翌日が台風で全便終了、後日「まずはちゃんと電波を拾えるか?」のテストを行いました。

まずは地元のFM沖縄を受信。

結果は……感度良好!!

SDRソフト画面のゲージ(Sメーター)も40〜60の間を綺麗に上下していて、とてもクリアな音が聴き取れます。アンテナもSDRソフトの設定も大成功です!

飛行機が飛ばない!?台湾上空は聴こえる?

さあ本番!と言いたいところですが、この日も台風の影響で那覇空港は全便欠航

フライト追跡アプリ(Flightradar24など)で見ても、那覇空港の周りには飛行機が1機も飛んでいない状態でした。

素朴な疑問として「台湾上空を飛んでいる飛行機なら聴こえないのかな?」とAIに質問してみると、「今の室内アンテナのセッティングでは難しい」とのこと。

エアバンドの電波(VHF帯)は光のようにまっすぐ飛ぶ(直進する)ため、地球の丸みに邪魔されて遠くの低い空や地上の電波は届きません。高いポールを立ててアンテナを上げればワンチャンあるかもしれませんが、あいにく我が家はマンションなので高いポールを勝手に立てるわけにもいかず断念。

飛行機の運航が再開するまで大人しく待つことにしました。

まとめと今後の調整

今回はAIとのちょっとした雑談から始まり、1,500円のワンセグチューナーとメイクマンの資材で無事にエアバンド用自作アンテナを完成させることができました!

AIと話す中で、「実際に繋いでからアンテナの端をペンチで数ミリずつ切って微調整(エレメントの長さ調整)をすると、さらに感度が上がる」というアドバイスももらったので、今後試してみる予定です。

台風が去って飛行機が飛ぶようになったら、実際のエアバンド受信レポートを改めて投稿したいと思います!お楽しみに!

試しに聞いてみる

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