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【DIY】1,500円のワンセグチューナーでエアバンド受信!ノイズ地獄から劇的改善させた対策記

アイキャッチ エアバンド・航空無線
エアーバンドの運用風景

SDR Airband Reception Challenge in Okinawa

「今でも地デジって見られるの?」というAIとの何気ない雑談からすべては始まりました。

テレビにはあまり興味がないものの、パソコンで見るにはUSB型の「ドングル」が必要と聞き、Amazonで調べたのが「ゾックス DS-DT308SV」。

AIに尋ねてみると「地デジを見るにはスペック不足ですが、1,500円と安く、RTL2832U というチップが乗っているのでエアバンド(航空無線)が聴けますよ」とのこと。

「エアバンドって何や?」と調べると、上空を飛ぶ飛行機と管制塔の交信が聴けるとのこと。「へぇ〜」と思い、速攻で購入しました。

しかし、付属の地デジ用アンテナでは当然航空無線は拾えず、市販のハンディ用マグネットアンテナ(BINGFU)を買ってベランダに出て試すも、かすかに聞こえる程度。「これは不便だ…」とネットで検索すると、なんとアンテナは自作できると発覚!

「これなら作れる!」と根拠のない自信で自作アンテナを完成させ、今回はそのベランダ設置からノイズ対策完了までの全記録をお届けします。

1. 【導入】ベランダへの自作アンテナ常時設置からスタート

エアーバンド1

[画像:ベランダに設置した自作アンテナの外観]

(写真キャプション:ベランダの手すりに固定した自作アンテナ。少しでも開けた空を狙います)

何とか常時快適に聴きたいと思い、試作した自作アンテナをベランダへ設置することにしました。

室内では壁で電波が減衰し、家電からのノイズも拾ってしまうため屋外設置は必須です。一番苦労したのが部屋への配線でした。サッシの溝を通す平らなケーブルもありますが、開閉時の断線が怖かったため、エアコンのダクト穴を利用することに。

隙間の粘土を引っぺがして同軸ケーブルを無理やり突っ込み、室内側へ引き出してから、ホームセンターで買ってきたパテ(粘土)で再びしっかりと封印しました。

我が家はマンションの3階で、裏手は庭になっており意外と視界が開けています。さらに那覇空港まで約10kmという立地で、東シナ海側に伸びる空路を通って着陸していく機体が目視できる好条件!

「これは絶対に電波を拾えるはず!」と、素人ながら根拠のない自信が湧いてきました。

エアーバンド2

2. 【壁に激突】アンテナを外に出しても消えない「謎の雑音」

![画像:対策前のSDR++画面(ノイズフロアが高い状態)]

(写真キャプション:対策前の画面。緑の波形が上がって全体がザラザラしています)

アンテナを外に出し、SDR++を立ち上げたらすぐにクリアな声が聞こえると思っていました。

しかし、現実は「ガーザー」という激しい雑音の繰り返し。たまにかすかに声らしきものが聞こえる程度です。

画面を見ると、118.1MHz付近に多数の緑の山が立っています。「何か話してるのかな?」と思いAIに質問すると、返ってきたのはショックな回答でした。

AI:「それは電波ではなく、パソコンから出ているノイズです。ドングルをパソコンから離してください」

「パソコンに直接挿してるのに離せって、どういう矛盾!?」と思いましたが、調べてみるとPC本体や周辺機器が発生させる高周波ノイズをドングルが直接拾ってしまうとのこと。すぐに家電量販店へ走り、USB延長ケーブルを購入してきました。

エアーバンド3

3. 【検証と対策】USB 2m延長 + コネクタまで完全アルミシールド

![画像:ドングルと同軸コネクタの継ぎ目までアルミホイルを巻き、箱に入れた状態]

(写真キャプション:コネクタの金属露出部までアルミで包み、絶縁のために元の箱へ収納)

ここから怒涛のノイズ対策を開始しました。

  1. USB 2m延長ケーブルで離隔
    ドングルをPC本体から物理的に遠ざけ、PC直下や台の下などノイズの影響を受けにくい場所へ配置。
  2. 接続部まで完全アルミシールド
    ノイズの一番の侵入経路となる「同軸ケーブルとドングルのつなぎ目(金属露出部)」まで、隙間なくアルミホイルをしっかりと巻き付けました。
  3. 元箱に入れて絶縁・保護
    ほかの金属に触れてショートしたり、せっかく包んだアルミが破れるのを防ぐため、ドングルが買ってきたときに入っていた箱へ再び押し込んで保護ケース代わりにしました。

この「2m離す+隙間なしアルミシールド」を行った瞬間、画面の雑音が激減しました!

エアーバンド4

4. 【結果発表】ノイズフロアが -85dB まで沈下!劇的ビフォーアフター

![画像:現在手元にある最新のSDR++スクリーンショット]

(写真キャプション:ノイズフロアが-85dB付近まで下がり、信号がくっきり赤く浮き上がった画面)

対策後のSDR++の画面を見て感動しました。

背景の緑の波(ノイズフロア)が -80dB〜-85dB という深い位置まで一気に沈下!ウォーターフォールの背景もザラザラ感が消え、澄んだ濃い青色に変わりました。

現在の設定値は以下の通りです。

  • Gain(ゲイン): 17.9 dB前後(ノイズの底が上がってこない限界値)
  • Squelch Level(スケルチ): -28dB〜-35dB付近(無音時の「ザー」が消えるギリギリ)
  • Bandwidth(帯域幅): 10000(10kHz)

電波が入ってきたときだけ、縦のラインが赤〜黄色でくっきりと浮き上がる理想的な状態が完成しました!

5. 【まとめ】費用をかけずにできる最強のノイズ対策

高価なノイズフィルターを買わなくても、以下の3点を徹底するだけで1,500円の激安ドングルでも限界近くまでノイズを削ぎ落とせることが分かりました。

  • アンテナをベランダなど屋外に出す
  • USB延長ケーブル(2m)でPC本体から離す
  • コネクタの継ぎ目までアルミホイルで完全シールドする

まだ一部雑音混じりの音声があったり、専門的な英語の交信内容がさっぱり分からず「何を言ってるんだ?」状態ではありますが(笑)、雑音の海からハッキリとパイロットや管制官の声が聞こえたときの感動は一塩です!

エアバンドのノイズに悩んでいる方は、ぜひ「延長コード+アルミホイル」を試してみてください。

エアーバンド5
【SDR超入門】1,500円の激安ワンセグチューナーとメイクマンの資材で自作アンテナ作り!沖縄でエアバンド(航空無線)に挑戦
1,500円の激安ワンセグチューナーとメイクマンの資材で自作アンテナに挑戦!SDR(ソフトウェアラジオ)の仕組みやダイポールアンテナの作り方を解説。沖縄で那覇空港や基地のエアバンド(航空無線)を受信するまでのブログレポートです。

今回使用したのは、1,500円前後で購入できる激安のワンセグチューナーです。地デジ用ですが、中身に「RTL2832U」チップが搭載されているため、SDRラジオ化してエアバンドを受信するのに最適です。

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最初にお試しで試した磁気ベースのハンディ用アンテナです。自作アンテナを作る前のベースや、手軽に始めてみたい方におすすめです。

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