
記事タイトル:【ADS-B自作アンテナ】アルミ箔の工夫で受信感度とエリアを拡大!「線」から「面」への変化検証
自宅で運用している1090MHz(ADS-B)の自作アンテナについて、受信感度とエリアをもう少し向上させるための改良を試してみました。その試行錯誤と結果の記録です。
1. 改良前の状態と課題
最初はシンプルな構成でアンテナを設置していました。この状態でも航空機のデータを拾うことはできていたのですが、tar1090のマップ上では細い「針(ライン)」のように特定の方向へ鋭く尖るような描かれ方をしていました。
もう少し受信範囲(カバレッジ)を広げられないかと思い、アンテナのグランドプレーン(アース面)の形状を見直すことにしました。

2. アルミ箔を使ったグランドプレーンの調整
そこで、同軸ケーブルの網目(シールド)部分に電気的に接触させる形で、アルミ箔を巻きつけて反射面を少し広げる工夫をしました。周囲の金属格子に直接触れてノイズを拾ったり特性が狂ったりしないよう、絶妙なバランスで配置を調整しています。
改良前

改良後

3. 改良後の受信結果とマップの変化
実際にこの状態でしばらく運用し、受信データの蓄積結果を確認してみたところ、マップの描画に明確な変化が現れました。
- 「線」から「面」への進化以前のような一本の細いラインではなく、各方面の飛行軌跡がしっかりと「面(ポリゴン)」として広がりを持つようになりました。
- 受信エリアの拡大と南部の捕捉全体的なカバー範囲が一回り広がり、特に北西方向や西側のエリアへ向けて遠方の電波が力強く伸びるようになりました。さらに、これまでなかなか捉えられなかった南部方向のエリアについても一部受信できるようになりました。
改良前

改良後

4. まとめ
アルミ箔を巻いて形を整えるという比較的シンプルな変更ですが、アンテナの反射効率や指向性のバランスが改善され、受信感度をしっかりと高めることができました。
自作アンテナは少しの工夫やパーツのバランスで結果がダイナミックに変わるのが本当に面白いところです。今回のデータを活かしつつ、さらに安定した運用を目指していきたいと思います!



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